KISSプログラムとは

Kids

子どもたちにとって遊びは生活そのものです。

石ころひとつで一日中楽しく、お腹が減るまで夢中で遊ぶことだってできるわけです。
子どもたちの発達とは、身体的能力、認知的能力、情緒・社会性が相互にリンクしながら高まっていくと考えています。

intelligence

認知的な発達、要するに、知的な能力ですが、今日の日本では、知的な能力というと成績がよいことだと思っています。でも、そうではなく、考えるとか、工夫をするとか、判断をするとかそういった意味での認知的な能力が大切なのです。

生きる力、そのものです。

Sociality

情緒・社会性というのは、コミュニケーションです。コミュニケーションというのは一つの関わりなのです。遊びには仲よく遊ぶということもありますが、ケンカをするということもあります。これは両方大事です。とかく私たち大人はケンカをすると止めるのですが、止めてはダメですね。思いっきりさせればいいのですよ、ケンカを。命に関わっては困りますが。ケンカをしないと力の加減が分からないし、例えば人にけがをさせても、それがどういうことかわからない。ケンカをして相手がけがをして、その時はあせり、帰ったら落ち込むという、それがプラスに転化するのです。身体運動と認知と情緒・社会性、その能力が遊びで作られる要因で、これはバラバラではありません。この遊びは体を鍛えるとか、この遊びはこころを育てるとかそんなことはないのです。どんな遊びでも体と知的な能力とコミュニケーションが絶対に必要です。

Sports

スポーツ・運動あそびは、身体運動能力、認知的な能力、情緒・社会性の3つ能力を相互補完しながら楽しむものです。この3つの能力はお互いの力を補い、お互いに影響し合い、お互いの能力を伸ばしていくという事です。